女性の再就職

女性の再就職であせらないための就職活動で覚えておくべきポイントまとめ。

20代前半の頃に働いていたのも、はるか昔の思い出に。

 

結婚をしてから仕事をやめて早何年。また、育児に追われていた方であれば退職したのは5年や10年以上前の話かもしれません。

 

2年、3年、または10年といったブランク期間を経て再就職を考えたのはいいものの、「本当にフルタイムでの仕事に戻れるんだろうか・・・」、「時間の折り合いはつくだろうか」、「そもそも面接に受かるのだろうか」と、見えない就職活動の不安で気持ちがいっぱいだと思います。

 

「どうしよう・・・」
「まずは、どうすれば?」

 

と悩める再就職を希望する方に、このページでは「就職活動を着実に1歩1歩進めるためのポイント」をまとめてみました。

 

再就職のポイント

 

どうすれば少しでも負担を減らして、自分にあった仕事を探せるのか?

 

1.資格別求人数のンキング

 

まずはハローワークにおける求人数のランキングを参照して下さい。

 

これを見ることで、どの仕事の求人が多いのか?どの仕事が少ないのか?がわかります。今後、どの業種で仕事をするのかの判断材料になると思います。

 

この結果はフリーワード検索をしたものですが自動車免許が20万件と圧倒的に多いです。

 

次に看護師の4万件、介護系が3万件、保育士1万5000件と続きます。この辺りの職業が非常にボリュームが大きく、かつ人材不足になっていることがわかります。

 

 

1 普通自動車免許 202,359件

 

※ 事務 81,769 件

 

2 看護師 40,084件

 

3 介護福祉士 30,943件

 

4 介護職員初任者研修 15,441件

 

5 保育士 14,357件

 

6 栄養士 10,709件

 

7 美容師 9,367件

 

8 薬剤師 8,619件

 

9 社会福祉士 8,611件

 

10 中型自動車免許 8,530件

 

11 大型自動車免許 8,429件

 

12 歯科衛生士 6,008件

 

13 理学療法士 5,937件

 

14 作業療法士 5,342件

 

15 2級土木施工管理技士 3,632件

 

16 管理栄養士 3,157件

 

17 2級建築士 2,846件

 

18 精神保健福祉士 2,431件

 

19 理容師 2,340件

 

20 簿記3級 2,199件

 

21 2級建築施工管理技士 2,066件

 

22 簿記2級 1,814件

 

23 TOEIC 1,390件

 

24 1級建築士 1,349件

 

25 宅地建物取引士 1,294件

 

26 1級土木施工管理技士 1,287件

 

27 測量士 1,189件

 

28 1級建築施工管理技士 1,152件

 

29 2級電気工事施工管理技士 264 件

 

30 1級電気工事施工管理技士 171件

 

 

※2016年3月ハローワークインターネットにて調査。

 

資格ではないのですが、「事務」の求人を調べたところ8万件となりました。ボリュームが多いので「事務もいいのでは」となりますが、次の有効求人倍率を見ると事務は非常に人が余っている仕事となります(面接の倍率が高い)。

 

女性が一生食べていける資格にはどんなものがあるのでしょうか?

 

2.有効求人倍率

 

求人数

求人倍率

事務

11万8558件

0.25倍

看護師

9万8676件

2.54倍

介護

17万2597

2.27倍

販売

16万6669件

1.41倍

情報処理(IT・Web)

4万7022件

1.89倍

調理

11万4907件

2.01倍

家庭生活支援サービス

2177件

2.64倍

 

上のグラフはある月のハローワークにおける有効求人倍率で高い職種と低い職種をピックアップしたものです。

 

有効求人倍率の見方ですが、「1」を基点として数字が低ければ低いほど人が押し寄せていることになります。つまり厳しい求人です。逆に数字が高ければ高いほど、人が応募していない求人となります。

 

事務の場合、0.25倍ですので1つの求人に平均して4人の応募があります。

 

一方で看護師の場合1つの求人に0.3人ほどとなり、10件求人があっても6件〜7件は応募がまったくないと言うことになります。

 

つまり事務の仕事は求人数ランキングで紹介したように8万件とかなり多い求人がでているのですが、それ以上に女性がとにもかくにも事務での仕事を探していることになり、非常に狭き門になっていることが数字でわかります。

 

ここ数年、特定の業種で仕事不足がささやかれているなかでこの高倍率ですから、これはとても高いです。不況期ともなれば0.1倍〜0.2倍となるかもしれません。そうすれば1つの求人に対して10人の応募者がいることになるのが「事務」をとりまく環境です。

 

医療事務など特定の資格が必要な事務であれば経験がある程度つみかさなります。だから、決して事務への転職を否定するわけではないのですが、30代〜40代で転職する場合、またこの求人倍率のなか仕事を探すことを念頭に入れておいたほうがいいです。

 

 

3.資格

 

「求人数ランキング」と「有効求人倍率」から、おすすめの資格は何か?ということを考えてみたいと思います。

 

資格を取って再就職に成功された方いますか?・・・こちらのページでは、看護師、歯科衛生士などが人気でした。

 

@看護師

 

取得年数:最短3年(専門学校)
金額:年間50万〜100万

 

3年間の通学と学校費用がかかる時点で、かなり狭き門となる看護師ですが、求人数の多さと慢性的な人手不足を考えると、とても魅力的なのが看護師の資格です。保育士と介護関係の資格も同じような状況ですが、看護師は他2つに比べてお給料が高いのもポイントとなります。

 

将来的に看護師余りになる指摘もされていますが、2016年の現在は需給がとんとんになっているはずの看護師。本来1倍前後の求人倍率になっているはずが2.5倍ちかくとまったく人が足りていません。そのためこれから看護師がどんどん増えても、仕事があまっていると予想します。

 

この人手不足ですが資格をとっても仕事内容がどうしても合わなかったり、もしくは結婚などによる退職で資格だけもっている潜在看護師の数がかなりの人数になっているものだと思います。

 

A簿記2級

 

受験:年3回
合格率:目安20%〜30%
取得年数:目安3ヶ月〜6ヶ月
金額:通信講座:2万〜3万/スクール5万〜10万

 

資格の求人数ランキングを見るとわかりますが、1位〜20位までランキングをみても資格取得に2年〜3年の通学が必要になる資格ばかりです(介護系をのぞく)。順位を下におろすと、ようやく20位前後に簿記の資格が見つかります。

 

簿記を取得した場合、基本的に経理に就職することになると思いますが、経理を取り巻く環境として2016年の最近の求人倍率は0.6倍〜0.7倍となります。競争が厳しいのですが、0.25倍の事務ほどではありません。

 

半年程度で資格取得でき、費用もお手軽な資格のなかでは「経理2級」が・・・ということになります。

 

簿記2級、3級は転職や就職に有利?資格のほんとの体験談。

 

 

 

 

今後のキャリアを考えたオススメの仕事&就職活動の進めかた

 

一概に再就職を考えている女性といっても、それぞれ年齢も違いますし、今後の仕事に対する考え方も違ってくると思います。

 

そこで、これからの働き方を大きく3つにわけて、「どんな職業・仕事がおすすめなのか?」「どんな就職活動が適切なのか?」といった点について、もし自分だったらどう行動するか?といった視点で考えをまとめてみました。

 

1.バリバリ働きたいし収入も狙っていきたい

 

看護師

 

60歳の定年までしっかりお給料を狙って働きたいという場合、状況が許すのであれば鉄板なのは「看護師」です。

 

3年間の通学があり資格取得までにお金もかかりますが、「転職のしやすさ」「お給料の高さ」「50代でもしっかり仕事ができる」という点は他の職業を引き離しています。35歳で資格取得しても、その後60歳まで25年も働く期間があることを考えると、十分に資格取得の価値があると思います。

 

人材コーディネーター

 

数ある職業のなかで再就職する女性にあっているかなと思えたのが「人材コーディネーター」の仕事です。いわゆる転職エージェントや派遣コーディネーターの仕事になります。

 

意外に思われるかもしれませんが、2016年1月号週間ダイヤモンド『飢える営業・食える営業 大転職時代』によると、人材業界の求人数は業種別で1位とボリュームが大きいです(営業職)。

 

いろいろな業種からの転職組みが多く、比較的転職者を受け入れやすい土壌がありそうに思えます。また、人材コーディネーターは女性の割合がけっこう高いです。

 

これらの人材業界は大手だけでなく、小規模の会社もたくさんあるのも魅力です。いきなり再就職で正社員になるのは厳しい可能性もありますが、アルバイト・契約社員といった求人も多いので、まずはそこから実務経験をつければ正社員転職しやすいと思います。この場合、求人探しはIndeedを使いましょう。

 

Indeedはハローワークの求人やアルバイト、派遣といった情報も多くでてきますので、正社員一本で探す場合は向いていませんが、アルバイトや契約社員などの求人をキーワードで一括検索したい場合にはおすすめです。

 

人材コーディネーターであれば事務職で働くよりも、経験が積み重なりそうですし、そのため年収アップも期待できます。

 

 

2.正社員で働きたいが定時に帰りたい

 

帰宅は出来れば18時ぐらいには帰りたい。ということであれば、どんな職種があるでしょうか。

 

販売やホテル業界

 

単純に有効求人倍率と求人数の多さから考えると「販売」、「ホテル」の分野がおすすめになります。

 

どちらも有効求人倍率が1.46倍(販売)と、2.5倍(ホテル)ということで仕事があまっている状態です。どちらも求人件数のボリュームがあるため定時に帰れる仕事を見つけやすいと思います。

 

仕事を始めてみて実務経験が積み重なるようであれば、同業界での転職を視野に入れてもいいと思います。そうでない場合でも定時に帰れるわけですから、資格を勉強するなり、ゆっくりと別の仕事を探すなり時間を使うのがいいと思います。

 

3.フルタイムではなく短時間で働きたい

 

パートタイム派遣

 

短時間で働きたい場合は、どうしてもパート勤務が頭に思い浮かびがちですが、最近では「パートタイム派遣」という働き方もあるようです。この場合、働き先はどこかのオフィスになると思いますので時給も高くなると思いますし、職業観が戻ると同時に、近々にオフィスで働いた経験があるということで「やっぱりフルタイムで!」となった時に次の仕事にもつながりやすいかもしれません。

 

4.番外

 

個人的にいま気になっているのが「インバウンド求人」です。

 

ニュースを見ていると、つい5年前までは1000万人ほどだった海外旅行者が2015年には2000万人を突破したそうです。2020年のオリンピックには4000万人を目指すそうです。こうなると今以上にホテルの数は足りなくなりますし、物も売れるわけですし、海外客相手の仕事が増えることになります。

 

インバウンド専門の転職サイトもできたぐらいです。(※インバウンド(訪日観光)求人サイト「やまとごころキャリア」

 

主に増えているのはアジア圏からのお客さんになりますので、中国語や韓国語、またはベトナム、タイといったような言語を覚えていると、何かしら面白い仕事に就ける可能性は高いと考えています。

 

オリンピックやインバウンド(訪日客)で「英語」の求人需要が増える!?英会話の勉強をはじめてみては?

 

就職活動の進めかた

 

5年ぶり10年ぶりに仕事に復帰するとなると、どういった仕事に就ける可能性があるのか、ほとんど状況がわからないと思います。

 

そのためフルタイムの仕事を目指すのであれば、嫌かもしれませんがまず転職エージェントや派遣会社に登録をして、担当のコーディネーターさんと話をしたほうがいいと思います。

 

全く仕事を紹介されかったということであれば、そこでハローワークに切り替えるなり、看護師の資格をめざすなり、人材コーディネーターを目指すにしても、いったん派遣や契約社員で働いて実務経験をつけてから正社員になる。といったように発想の切り替えも出来ると思います。

 

実際、私も10年ぶりの再就職の際に人材サービスを何社か利用した経験があります。まったく求人を紹介されない会社もありました。最終的に3社〜4社に登録をして仕事が見つかりましたが、各社のコーディネーターさんと話したことでかなり置かれている状況がわかってきました。登録してよかったと思っています。

 

クラウドソーシングで仕事の経験をしておく

 

仕事復帰する人が就職活動する上でウィークポイントになるのが「しばらく仕事をしていない」という点です。そこで、就活対策として紹介したいのが「ランサーズ」などのクラウドソーシングになります。

 

ランサーズの請負内容を見ると「企画・PR」、「リサーチ・分析・解析」、「資料作成サポート」といった内容のものがありますので自分で出来そうなのであれば、その仕事をしてみて、職種的に近いのであれば面接の際にそれをアピールしてみてもいいんじゃないかと思います。

 

 

4.求人さがし

 

いろいろと説明が続きましたが、再就職するには求人を探し始めないと何もはじまりません。

 

求人を探すための媒体として、おすすめしたい求人サービスを紹介します。

 

@東京しごとセンター(女性再就職支援)

 

住所:東京都千代田区飯田橋3−10-3
アクセス:東西線「飯田橋」徒歩3分、中央・総武線「水道橋」徒歩5分
WEB:
http://www.tokyoshigoto.jp/

 

東京しごとセンターはハローワークと似ていますが、「女性しごと応援テラス」などの窓口もあり再就職支援セミナーやサポートプログラムなど、女性に特化したサービスがあるのが特徴です。東京だけでなく近隣の県であっても利用可能です。距離が近いのであればオススメです。

 

『東京都の女性再就職支援サービスは「穴場」だ』・・・こちらの記事が参考になります。

 

Aリクルートエージェント

 

住所:全国各地
WEB
:http://www.r-agent.com/

 

2番目は専任の担当者がつく転職エージェントとなります。「マイナビウーマン」や「ウーマンwil」など女性専用のエージェントも多くどれを紹介するのか非常に迷いましたが、過去私がいろいろな人材サービスに登録した経験では、このようなサービスは「求人数が多い大手がベスト」です。となると、担当者の当たり外れはありますが、やはりリクルートとなります。

 

女性に特化している転職サイトも、結局は親母体がある場合は(例えばマイナビとかTypeとか)その母体の求人と併用していることが多いと思います。ただ、窓口が女性スタッフのみといったような配慮がありますので、そういった面が気になる場合は女性専用エージェントがおすすめです。

 

再就職の場合、「求人を紹介されない」「放置されてしまう」可能性も十分にありますが、10年経ってももしかしたら退職前の働き方が評価されることも十分ありえます。

 

最初はだれもが転職の相場観がまったくわからないわけです。申し込みをすると面談で30分〜1時間ほど担当者と話すことになりますが、これも過去の経験上、求人を紹介されなくても非常に有益だった経験があるので、駄目もとでも大丈夫ぐらい思える人はエージェントはおすすめです。

 

B「とらばーゆ」
住所:全国各地
WEB:とらばーゆ

 

「とらばーゆ」はエージェントではなくて全国の女性向けの求人を自分で探せる転職サイトになります。女性専用の転職サイトも数が多いですが、やはり1番求人が多いであろうとらばーゆをおすすめしておきます。

 

C「ハローワーク」
住所:全国各地(一覧
WEB:https://www.hellowork.go.jp/

 

最後にハローワークです。

 

 

 

【こちらの記事も読まれています】

 

女性の転職の限界ラインは30歳?35歳ごえ!?

↓SNSやLINEで記事を教える。

 
トップページ 仕事探し&転職 女性の資格 ブラック企業