外資系の転職

外資系企業の体験談など。

その1.外資系への転職もネットの時代に

 

私は英文科の短大を卒業したのですが、新卒で入社したのは日本企業でした。5年間勤めてみてどうしても英語を使った仕事をしたくなり、外資系企業に転職しようと思ったのです。

 

しかし初めての転職で、外資系企業を狙う為にはどうやって求人を探したら良いか分からず悩んでいました。

 

ジャパンタイムズの月曜日版には求人情報が多く掲載されていると知り、月曜日は駅のスタンドで購入する様になりました。

 

ところが新聞の求人欄は情報量が少なく、募集する職種と企業名、連絡先だけという求人もあり、肝心の勤務条件が全く分からなかったのです。

 

外資系に勤めたい一心で幾つか応募してみたのですが、面接に行くと雑居ビルのワンフロアだけというところもあり、中々張り切って仕事ができる会社を見つけることができませんでした。

 

そんな時にネットでの一般の求人の中に何故か外資系企業の求人があり、勤務条件や給与に関しても明記されていたのです。試しに応募してみたところ連絡があり面接を受けることができました。

 

その企業は丸の内の一等地にある大きなオフィスビルの2つのフロアを借りていて、理想の外資系企業そのものでした。面接も日本人と外国人の二人がしてくれたので安心できて、無事採用されたのです。

 

外資系企業に勤めたいと思ったら、求人を探す際に外資系専門のサイトや新聞に頼りがちですが、意外と日本企業に混じって普通のサイトにも掲載されていることがあります。

 

情報は偏らずにまんべんなく収集した方がスムーズに転職ができると思いました。

 

その2.本当に業種やお国柄によってさまざま

 

派遣会社を通した派遣社員としてですが、今までさまざまな業種の外資系企業で働いてきた経験があります。

 

外資系と一口にいっても、本当に色々な企業があります。国も色んな国の企業があるし、そこで働く日本人の比率も、ほぼ100パーセントが日本人というところもあれば、社内は殆ど白人系の外国人ばかりで日本人はせいぜい1、2割しかいない、という環境のところもあります。

 

あこがれの外資系企業ではあるけれども、やっぱり日本人としては日本人の多い環境というのは何となくなじみ深いというか、気楽な部分というのはあると思います。

 

最近は社内で英語を公用語にしている企業も多いようですが、そういう取り決めさえなければ母国語の日本語でコミュニケーションが取れる方が楽だし、日本人同士なら何となく分かりあえるところも多いと思いますから。

 

そんな中で、私にとってとても印象的だった企業というのは、(短期間の派遣ではありますが)ある外資系不動産会社です。

 

それまでにも外資系で働いた経験はありましたが、私が働いていた支社は日本人しかいないという環境だったので、新しい派遣先へいくことになった時は楽しみ半分、いつもと違う緊張も半分という感じでした。

 

ご存じの人もいると思いますが、派遣というのは派遣先での仕事内容がはっきり決まっています。

 

なので、その時もどういう仕事をするのか事前に説明があり、仕事内容や英会話などにはそれほど不安はなかったのですが、1人を除いて全員が日本語が分からない外国人の中で仕事をするという環境に緊張したのを覚えています。

 

でも、その結果はというと、今までにない仕事環境でした。その企業がたまたまそうだったのか、社員の人がたまたまいい人だっただけなのか、あるいは外国人の職場環境というのはこういう感じなのか、私にはよく分かりませんが、一言でいうと、ほどほどに緩い職場環境、という感じでした。

 

例えば、英語や仕事のことなどでちょっと分からなくなってしまっても、丁寧に説明をしてくれました。

 

私の勤務中はちょうど繁忙期で、連日、会議が続いていて、あまりゆっくり休憩やランチを取る時間がなかったのですが、短い休憩の時には社員しか入れない所に入れてくれて、ドリンクを自由に飲んでいいと言ってくれるし(もちろん無料)、ランチも、偉い社員の人と全く同じランチを派遣にも用意してくれるし。

 

こういうわけ隔てのない待遇にとても感激したのを覚えています。

 

結論としては、外資系とはいっても本当に業種やお国柄によってさまざまな会社があると思いますので、外資系で働きたいという人は、自分に合った環境をじっくり調べてみるといいと思います。

 

その3.東京でOLをしていた私が、海外での転職体験

 

もともと東京でOLをしていた私。大学時代からの「海外留学」という夢を叶えるため、5年ちょいで退職し中国へ。

 

なぜ中国だったかというと、たまたま旅行で行った上海にハマってしまい「ここなら住める!」と直感したのがキッカケでした。

 

はじめは英語圏を留学先に考えていたのだが、今さら1年間英語を勉強して日本に戻ったところで、そのレベルの英語力を持った人はゴロゴロいるだろう。でも中国語ならチャンスがあるのではないか?という安直な勢いで中国行きを決めたのでした。

 

そして1年間中国語を勉強。でも留学中に気づいたんです。

 

確かに中国語ができる日本人人口は、英語に比べたら少ないかもしれません。しかし日本語がペラペラな優秀な中国人が沢山いるんです。

 

私の中国語なんて、彼らの日本語レベルと比べたら、まだまだ幼児レベルだと。そうなると日本に戻っても「中国語」をキーワードで転職を考えるのは難しいのではと。

 

自分が採用担当者だったら、間違いなく優秀な中国人を採用すると思います。現に先に日本に戻った、私よりも若くて中国のレベルも高い友人が「中国語にこだわってたら、ぜんぜん仕事決まらない…」と言っているのを聞いて、お先真っ暗状態に。

 

そんな中、中国に日本の人材紹介会社が進出してきていることを知り、お話を聞きに行きました。

 

そこで一筋の光が!なんと日系企業が現地採用として日本人を採用しているとのこと。

 

日本で社会人経験があり、日常会話レベルの中国語ができる方であれば、紹介できるお仕事は沢山あります!とのこと。

 

留学中は圧倒的に大学生が多かったので、私のように社会人経験のある日本人が少なかったことも幸いし、ヘンな話、中国では貴重な日本人人材だったようでした。

 

結局いろいろお仕事を紹介してもらったのですが、紹介してもらっている間に「この人材紹介会社のお仕事がしたい!」と思い、直訴したところ採用していただきました。

 

待遇面ではやはり日本と比べたら低かったものの、こちらで生活する分には十分な額でしたし、何よりも海外で働くなんて、私にとって夢のまた夢!だと思っていたので、ほんと人生何が起こるかわからないなと思いました。人生初の転職が、まさかまさかの海外でした。

 

その4.外資系なのに日本人に囲まれて面接。

 

これまでに何度か転職活動をしてきた経験があり、外資系企業の面接も、ずいぶん受けてきました。

 

外資系と言えば、「憧れの」というイメージが強いですが、私の経験では、外資系企業とはいっても、実際に面接を担当したり入社後に一緒に仕事をすることになる同僚は日本人というケースが大半で、面接を受けたり実際に仕事をしてきた経験上で感じたのは、外資系とはいっても、いわゆる国際色豊かで華やかな外資系企業という抱いていたイメージとはだいぶ違うということです。

 

私は英語が得意なため、これまで唯一の私のアピールポイントである英語を生かしたポジションを探して転職活動をしてきました。

 

そして、日系の企業の場合、この英語力は、まるで水戸黄門の印籠のように、最大かつ最高のアピールポイントになりましたが、残念ながら外資系の面接では、英語は出来て当たり前という会社や職種が多いため、必ずしも英語力を尋ねられるということはありません。

 

むしろ、それ以外の能力について聞かれることが多いです。

 

すぐにあがってしまう私なのでどんな面接でもすごく緊張しますが、その中でも、私にとって忘れられない面接があります。

 

ある有名外資系企業に面接に行った時のことです。それまでにも、沢山面接を受けてきましたが、多くの場合、面接官の人数は大体2、3人ぐらいでした。その時もそのつもりでした。

 

ところが、その企業へ約束の時間よりも少し早めに行って部屋で待っていると、何と日本人ばかり6〜7人がぞろぞろと面接室に入ってくるではありませんか!

 

緊張はさらに高まって、心臓はバクバクになりました。そして面接が始まりまりました。

 

中には柔らかい雰囲気の人もいたような気がしますが、それよりも、少しのけぞって座り、腕組みをして終始威圧的な雰囲気を醸し出している面接官がいて、終始、威圧的な雰囲気を感じていました。そして最後に、ちょっと意地の悪い質問をしてきました。

 

本当に誰もが憧れるような人気企業で働けるチャンスかもしれないと、きんちょうしつつも楽しみにしていた面接でしたが、すっかりうちのめされて、うなだれるように帰宅しました。

 

もちろん、その面接の結果は不採用。万が一、採用されていたとしても私はその会社で働く自信は全くなくなっていたので逆にホッとしましたが、本当に忘れられない面接です。

 

外資系と一口に言っても、業界や会社によって雰囲気は千差万別なので、ただやみくもに外資系企業を選ぶのではなく、自分に合った企業を吟味して選ぶことをお薦めします。

 

 

外資系企業のメリットやデメリットは!?

 

2013年のアンケートですが「en転職コンサルタント」のアンケートによると外資系のメリットでは「給与水準が高いこと」、デメリットとしては「人の入れ替わりが激しいこと」ということが挙げられています。

 

その他の回答を見てみると、一般的にイメージされている外資系のイメージと同様、年齢や性別による待遇の差がないですとか、仕事のやり方を自分ですすめられるなどフラットな回答が多くみられました。

 

人の入れ代わりが激しい分、自分の好きなように?仕事をすすめられるケースが多い外資系においては、下手すると日本企業ではジョブホッパーとなってしまいがちな方はむしろ外資系が合っているのかもしれません。

 

どうやって外資系に入るのか?

 

外資系へのイメージから転職したい方は後をたたないと思いますが、実際に外資系企業に転職するとすると、どのような転職活動を行えばいいのでしょうか?

 

実際、リクナビNEXTで「外資系」と求人を検索してみると100件近くの求人がHITしました。さらに求人を読み込んでいくと実際に外資系企業と思えるものは5件に1件ほど。となると3000〜4000件以上ある求人のなかで外資系企業の数は非常に少ないと思います。

 

この中で私が目に付いた求人はメットライフなどの外資系生命保険の求人でした。保険系の外資系求人は多く見るので、この業種では門徒は広いのかもしれません。

 

その他の外資系に転職する場合、リクナビなどの転職サイトではなく、より専門的な「人材エージェント」などを利用しているケースが多そうです。いまでは外資系の専門エージェントがたくさんあります。

 

外資系の経験がない場合はどうしたらいいのか?

 

とはいえ、外資系の経験がない場合はどうすればいいでしょうか?おそらく未経験のまま人材エージェントにいっても英語での仕事の経験がない場合、仕事を紹介されない可能性も高いです。

 

選択肢としては、例えばある程度、自分で勉強した上で派遣などから、まずは経験をつけてみるのもいいかもしれません。

 

また、いま訪日外国人が増えているということで「やまとごごろキャリア」のようにインバウンド専門の求人サイトも登場しています。このような求人サイトに目を通すことで思いがけない求人が見つかるかもしれません。

 

「やまとごころキャリア」

↓SNSやLINEで記事を教える。

 
トップページ 仕事探し&転職 女性の資格 ブラック企業